9月28日(金)
【大会長あいさつ】 8:57―9:00

【一般講演】
9:00―9:36 セクションA 座長:天野 洋
 1. Histiogaster sp. A096の警報フェロモン
    ○平岡弘之,森直樹,桑原保正(京大院・農・応用生命)
 2. ヤケヒョウヒダニの集合フェロモン
    ○村上健二郎(京大・農),森直樹,西田律夫,桑原保正(京大院・農・
応用生命) 3. サトウダニの警報フェロモン生合成酵素 ○加藤真輝子,森直樹,西田律夫,桑原保正(京大院・農・応用生命) 9:36-10:12 セクションB 座長:森 直樹 4. オトヒメダニScheloribates属が分泌するアルカロイド ○高田渉,森直樹,西田律夫,桑原保正(京大院・農・応用生命) 5. Tyreophagus sp.の新規ノルモノテルペン ○桑原保正(京大院・農・応用生命) 6. Isorobinalの合成 ○溝口敦子,森直樹,桑原保正(京大院・農・応用生命) 10:12―10:24 休憩 10:24―11:12 セクションC 座長:矢野 修一 7. ホウレンソウケナガコナダニの個体群動態─発生の年次変動および
ハウス間差異の解析 ○春日志高,天野洋(千葉大・園芸・応動昆) 8. Effect of temperature on the developmental period, fecundity
and longevity of tomato russet mite, Aculops lycopersici
(Massee) (Acari: Eriophyidae) ○Mohd. Mainul Haque and Akira Kawai(野茶研) 9. モクセイハダニの卵の耐寒性 ○北嶋康樹(科技団/果樹研),足立礎(果樹研),後藤哲雄(茨城大) 10. ナシ由来ハダニ成長阻害物質の生態学的特性 ○後藤哲雄,池嶋智美,高原英成,永田徹(茨城大・農) 11:12―12:00 セクションD 座長:北嶋 康樹 11. ナミハダニの黄緑型と赤色型の生殖和合性 ○菅澤純,後藤哲雄(茨城大・農),北嶋康樹(科技団/果樹試) 12. カンザワハダニの母性効果について ○奥圭子,矢野修一,高藤晃雄(京大院・農・生態情報) 13. カンザワハダニの交尾行動─『強い』オス選抜の試み ○佐藤友紀,矢野修一,高藤晃雄(京大院・農・生態情報) 14. Sensitivity comparison of five primers in their detecting
Wolbachia from spider mites ○洪暁月,河合佐和子,後藤哲雄,永田徹(茨城大・農) 【昼食休憩】12:00―12:45 【総会・写真撮影】12:45―13:35 【一般講演】 13:40―14:28 セクションE 座長:日本 典秀 15. カンザワハダニの食痕色変異の維持機構 ○矢野修一,金谷未来,高藤晃雄(京大・農・生態情報) 16. 休眠性とDNA sequenceからみた日本〜台湾のカンザワハダニお
よびナミハダニの遺伝的分化 ○高藤晃雄,Sugeng Santoso(京大院・農),日本典秀(蚕昆研),
後藤哲雄(茨城大・農) 17. ミカンハダニのマイクロサテライトの対立遺伝子とCO1ハプロタ
イプの地理的分布 ○刑部正博(果樹研・リンゴ),土田聡(果樹研・ブドウ・カキ),五
箇公一(環境研) 18. カンザワハダニのマイクロサテライトマーカー      ○西村慎哉(京大院・農・生態情報),日本典秀(生物研/動生研), 高藤晃雄(京大院・農・生態情報) 14:28―15:04 セクションF 座長:後藤 哲雄 19. 日本産ハダニ亜科の分子系統学的解析 ○坂神たかね(北大院・農・動物生態) 20. ミトコンドリア遺伝子によるダニ分類のこころみ ○福長将仁,青木弥生(福山大・薬) 21. DNAを用いた無気門亜目ダニの種の認識 ○野下浩二,森直樹,田中千尋,津田盛也,桑原保正(京大院・農) 15:04―15:24 休憩 15:24―16:12 セクションG 座長:吉田 利男 22. 安定同位体比によるカイソウダニ類の食性解析 ○安倍弘,上田眞吾,片瀬隆雄(日大・生物資源),高春心(神奈川県) 23. ササラダニ類の食性による機能評価. 消化管の形態学的研究 ○島野智之(東北農研),松尾智英(帯畜大・原虫病研究センター) 24. フタトゲチマダニの消化管における細胞外構造に関する研究 ○松尾智英,井上昇,藤崎幸蔵(帯畜大・原虫病研究センター) 25. アイヅミドリカワゲラモドキIsoperla aizuanaに寄生するミズダニ
(Wandesia ?)の寄生成功率 ○松本典子,竹門康弘,谷田一三(大阪府大) 16:12―17:00 セクションH 座長:田神 一美 26. 温度によるBlomia tropicalisの発育・増殖のちがい ○武田富美子,佐藤良也(琉大・医・寄生虫) 27. 天然物または食品添加物を使用したチリダニの駆除(2)─誘引剤
を利用したチリダニの駆除─ ○寺本師士(積水化学工業) 28. ヒョウヒダニ類にみられる皮膚刺激性化合物の同定 ○新開茂樹,森直樹,西田律夫,桑原保正(京大院・農・応用生命) 29. カーペットへの薬剤処理によるコナヒョウヒダニの増殖抑制および
アレルゲン蓄積抑制効果 ○橋本知幸(日環センター) 【特別講演】17:10―18:10 【懇親会】 19:00―21:00 【特別講演】17:10―18:10 座長:石川 和男 アトピー性皮膚炎とダニ・アレルギーの関係 中山皮膚科クリニック院長・医学博士 中山秀夫  Atopic dermatitis(以下AD)は1928年に命名されてから
半世紀以上も原因不明の疾患であった。ADは乳幼児期に掻痒
の強い湿疹として始まり、20%の症例で気管支喘息を合併し、
成人では70%の症例で血清IgEが上昇する。このIgEは乳幼児期
には卵白や牛乳など、食品成分で陽性になるが、2才以降ヒョ
ウヒダニ(Dp、Df)の陽性が増え始め、成人の激症例では、
42名の平均で、IgEの87%はダニに反応する。即ち、IgE 1,000
U/mlという患者があれば、その870Uはダニと反応すると見て
いい。このようなevidence をもとに1980年代から、ADとダニ
との関連が世界的に注目されるようになった。さらに1990年代
から、ダニ成分のパッチテストで、IgEによる沍^アレルギー
とは異なるダニの「型アレルギー(遅延型アレルギー)も判明
した。IgEも表皮内の免疫細胞についていて、沍^とは異なる
アレルギー反応を生じうることが報告されている。一方、ADは
ダニ以外にも金属、真菌、ブ菌にもアレルギーを生じ、多価ア
レルギーを示すから、ダニだけのアレルギーと考えてはいけな
い。  日本では1980年代から成人のAD重症型が多発し、社会問題
になった。これに対して厚生省班研究で患者宅ダニ相の検査
方法が開発され、実用化された。ダニ相のデータをもとにDp
やDfが20匹以下/m2/20秒吸引位に減らすと、対症療法では治
らなかった重症ADが、もとのきれいな皮膚を取り戻せること
が判明した。国民病になってきたAD対策には、今後住居のダ
ニ対策を考慮することが不可欠と思われる。 9月29日(土) 【一般講演】 8:45―9:21 セクションI 座長:角田 隆 30. マダニにおけるエクジステロイドの卵黄形成および産卵への関与 ○荻原和真(筑波大・生命環境),森林敦子,安居院宣昭(感染研),DeMar
Taylor(筑波大・農林) 31. マダニ類の産卵行動について 細谷智子,○吉田利男(信大・農) 32. タネガタマダニとシュルツェマダニ成虫の休眠覚醒における日長の
影響 ○藤本和義(埼玉医大・医動物) 9:21―9:57 セクションJ 座長:松尾 智英 33. 房総半島におけるシカ調査でのマダニ刺咬例 ○角田隆(千葉大・園芸),落合啓二(千葉中央博) 34. 抗ダニヘモサイト単クローン抗体の作製および反応特異性の解析 ○塚本大輔,井上昇,藤崎幸蔵(帯畜大・原虫病研究センター) 35. 抗ダニヘモサイト単クローン抗体の殺ダニ効果 ○井上昇,松尾智英,塚本大輔,藤崎幸蔵(帯畜大・原虫病研究センター) 9:57―10:10 休憩   10:10―10:58 セクションK 座長:大久保 憲秀 36. 糸状菌のトラップで採集されるオトヒメダニ類(ササラダニ亜目)
について ○江波義成(東北農研) 37. 採草地におけるササラダニ類の分布とサンプルサイズとの関係 ○大竹秀男,島袋将志(宮城農短大) 38. 大雪山のミズゴケ湿原におけるササラダニ相 ○栗城源一(奥羽大・生物) 39. 小笠原無人島のササラダニ類 ○青木淳一(生命の星・地球博) 10:58―11:34 セクションL 座長:島野 智之 40. クマバチコナダニにとってアカリナリウムとは何か? ○岡部貴美子,牧野俊一(森林総研) 41. 下水道から見つかったヒゲダニ3種─水泳プールやゴキブリ由来種
との共通性について ○田神一美(筑波大・体育科学系) 42. 日本産エンマコガネ類に見いだされるヒナダニ ○黒佐和義(東京都) 11:34―12:10 セクションM 座長:岡部 貴美子 43. 西日本から見いだされたササラダニ類の2新種と2日本新記録種 ○久保田直(福岡水産高) 44. 岸田久吉のイブリダニの所属問題 ○大久保憲秀(三重県病害虫防除所) 45. 花粉食性トゲダニ類について ○石川和男(松山東雲女子大・生物) 【昼食休憩】 12:10―12:50 12:50―13:26 セクションN 座長:豊島 真吾 46. 天敵昆虫類のハダニパッチへの定着性に影響する要因について ○岸本英成(果樹研) 47. ミヤコカブリダニ系統間のDNA配列の比較 ○新宅俊之(千葉大・園芸・応動昆),日本典秀(生物研/動生研), 天野洋(千葉大・園芸・応動昆) 48. RAPDによるケナガカブリダニの有用形質マーカーの探索 ○日本典秀(生物研/動生研),豊島真吾(果樹研・リンゴ) 13:26―13:36 休憩 13:36―14:24 セクションO 座長:岸本 英成 49. 落葉果樹で優占するカブリダニ2種の薬剤感受性 ○石井由紀,天野洋(千葉大・園芸・応動昆) 50. ナスにおける合ピレ抵抗性チリカブリダニの働き ○浜村徹三(野茶研) 51. 殺虫剤無散布リンゴ園におけるダニ類の発生生態 ○豊島真吾,刑部正博(果樹研・リンゴ) 52. リンゴハダニに対するケナガカブリダニの嗜好性 ○岡崎一博,荒川昭弘(福島果樹試) 14:24―15:00 セクションP 座長:春日 志高 53. ホオノキに生息するカブリダニの種構成 ○天野洋(千葉大・園芸・応動昆) 54. カブリダニ捕獲トラップ(Phyto trap)を用いたイヌシデ樹上に生
息するカブリダニの発生消長調査 ○川島充博,天野洋(千葉大・園芸),上遠野冨士夫(千葉農総研センター) 55. 静岡県の茶園におけるカブリダニの種類相 ○Sugeng Santoso,高藤晃雄(京大院・農),天野洋,石井由紀(千
葉大・園芸),小澤朗人(静岡県茶試) 【閉会あいさつ】15:00―15:03