The 5th International Entomophagous Insects Conference (第5回国際食虫性昆虫学会議)のご案内(2017年10月16日〜20日、京都市)

 本年10月16日~20日にかけて、京都市においてThe 5th International Entomophagous Insects Conference (第5回国際食虫性昆虫学会議)を開催します。早期登録・講演申し込み締切が6月30日(金)に延長されました。これを機会に、是非ともご参加をご検討ください。
 この会議は、捕食性昆虫のみならず寄生蜂などの捕食寄生性昆虫なども対象(もちろん捕食性ダニも)として、分類学・遺伝学・生理学・行動生態学・化学生態学・景観生態学・生物的防除など基礎的な分野から応用的な分野まで幅広く議論する国際会議です。研究発表はキーノートスピーカーによる講演を含む口頭発表とポスター発表からなり、口頭発表はすべて一つの会場で行われるため、参加者すべてが話題を共有できます。
 講演申し込み時に要旨を提出していただきますが、これは口頭発表とポスター発表を分けるために使われるものですので、完全なものでなくても結構です。印刷される講演要旨用には、後日改めて提出可能です。
 参加いただける方は、ウェブサイトからお申し込みください。詳細は、ウェブサイト http://ieic5.org/ をご覧ください。皆様のご参加をお待ち申し上げております。

問い合わせ先:農研機構 中央農業研究センター 日本典秀(contact@IEIC5.org)

ダニの調査に関連する委託事業について(農林水産省より)

農林水産省では、2020年東京オリンピック・パラリンピック東京大会における馬術競技大会の円滑な実施をはかるため、馬ピロプラズマ病の侵入及びまん延防止を目的とした馬術競技会場の衛生管理事業を委託事業として昨年度から実施しています。

平成28年度事業では、馬術競技会場及びその周辺のダニの生息調査を実施しました。平成29年度事業では、生息調査結果に基づいたダニの駆除計画を決定していただき、ダニの駆除を実施し、さらに駆除後に再度生息調査を実施し、駆除が的確に行われたかどうか、効果測定を行っていただきます。ダニが検出された場合には、ダニの種類の同定まで実施していただきます。

詳細な情報について、以下の農林水産省ホームページに公告されておりますので、ご興味がございましたら、是非内容をご確認いただければ幸甚です。ご不明な点がございましたら、

農林水産省動物衛生課国際衛生対策室 川田、山口(03-3502-8295)までお問い合わせ下さい。

● 平成29年度予算概算決定の概要(消費・安全局)
http://www.maff.go.jp/j/syouan/yosan/yosan/161004.html
http://www.maff.go.jp/j/syouan/yosan/yosan/attach/pdf/161004-28.pdf
● 公告
http://www.maff.go.jp/j/supply/itaku/sonota/index.html
http://www.maff.go.jp/j/supply/itaku/sonota/170316_1.html
http://www.maff.go.jp/j/supply/itaku/sonota/attach/pdf/170316_1-1.pdf(入札説明書)

Bee Mite ID ―世界のハナバチ共生ダニの同定のためのオンライン情報―

Klimov, P. B.1, B. M. OConnor1, R. Ochoa2, G. R. Bauchan3 & J. Scher4

1ミシガン大学、2,3 USDA-ARS、4 USDA APHIS

 多くのハナバチ送粉者及びそれらによる生態系サービスが、生息地劣化、農薬使用、商業利用の個体群からの病原の溢出などの原因によって、急激な減少に直面している(Buchmann and Ascher 2005, Colla and Packer 2008, Gallai et al. 2009, Mazer 2007, Potts et al. 2010)。特にセイヨウミツバチ(Apis mellifera)の病気や寄生性ダニ類による顕著な損失は、人の食物の35%に及ぶと推測される動物媒介性の作物の生産減を引き起こしたとされる。現在では、ミツバチの送粉に頼らない、代替法の開発が進められている。その中ではマメコバチ類(Osmia spp.)やマルハナバチ(Bombus spp.)が有望視されている。送粉者の輸出入増加に伴い、新たな害虫ダニの導入機会や結果的にダニのホストスウィッチが増加している(Goka 2010, Goka et al. 2006, Goka et al. 2001)。寄生性ダニは直接的脅威となるだけでなく、新たなホストを獲得したダニはウィルス、細菌、糸状菌といった危険な病原菌を広めてしまうかもしれない(Cornman et al. 2010)。このような状況を防ぐことができるのは、検疫のみである。残念ながらハナバチ共生のダニの研究はたいへん少なく、分類情報は散在しており、また不完全だったり、専門家でないと入手しにくかったりする上、それらが修正されることもめったにないことから、検疫の実施は困難である。たとえば、私たちは89科219属715種のハナバチ共生ダニの文献情報を得たが、その多くがミツバチ(294種)またはマルハナバチ(91種)由来だった。これらの多くのダニの地理的分布、寄主範囲、基本的な生態(たとえば、ハナバチ共生ダニの加害、ほぼ利害なし、相利共生などの役割)は不明である。このような障壁が、加害性のハナバチ共生ダニが国境を越えて広がる危険性を増加させているといえるだろう。この緊喫の問題は、世界中のどこからでもアクセス可能なコンピューターベースの同定システム開発によって解決すべきである。たとえばその重要性はTropilaelapsの例からも見ることができる。この属は、アジアのミツバチを攻撃する害虫ダニを含んでいる。これらの種は合衆国ではまだ定着していないが、検疫によって侵入を阻止しなければならない。しかしながら、合衆国港湾での受け入れ時点で300種近くのダニがミツバチから発見される現状では、このダニを見分けることはほぼ不可能といえよう。多くのダニはミツバチの巣に共生する無害な雑食者か、むしろほかの害虫を食べてくれる捕食者である。従って、PC同定システムはこのような状況下で素早く特定の害虫を見分ける、強力なツールになるだろう。
 現状打開とハナバチ共生ダニの系統分類の展開のため、私たちはUSDAと協力してBee Mite ID: Bee-associated Mite Genera of the World, http://idtools.org/id/mites/beemites/ (Klimov et al. 2016)というオンラインツールを開発した。このツールでは、ダニに関する専門知識のないユーザーのために、現存のダニの分類と基本的な生態を簡易検索、統合、分析用に有機的に結合させている(図1)。そのために、最新技術とサイバーインフラを活用している。
 ダニの属の同定のために、このツールは、画像と地理的分布、寄主範囲、生態、防除およびその他の害虫や検疫対象種にとっての必要情報のデータを補足したLucidベースの電子同定システム(図1D)を採用している(ID Tools, http://idtools.org/id/mites/beemites/key.php) (Fig. 1B)。電子同定は、特に膨大なデータに対しては非常に強力なツールである。事前に定義されない形質に依存する二分岐方式の(同定)*キーに比べて、電子キーは、各ステップにおいて動的な最適化手法をとる。たとえば、現存の分類群を分割している多重形質を優先化することで、最適化を図るという同定基準を用いる。この基準によって、256分類群の同定はたった4つのステップで完了する。それは四重形質が使われる場合であり(44=256);二重形質では8ステップであり(28=256);もし同定基準がユニークな形質によるのであれば、1ステップということもありうる。同定を動的に最適化するコンピュータアルゴリズムというだけでなく、電子キーは、一つから複数の画像とリンクしているので同定を包括的に行うことができるため、一般に使いやすい。これらの電子キーの特性は、未知の種を同定するために必要とされる特殊な用語を知らない人々にとって、非常に有用である。ゆえに、ダニ学の経験を積んだ担当者が不足している現状では、このような電子同定は、各国の防疫担当機関への大きな貢献となるだろう。
 形質ベースの相互同定システムであるLucidに加えて、私達のツールはさらに画像に特化している。ここにはFact Sheets(http://idtools.org/id/mites/beemites/factsheet_index.php)と呼ばれる、ダニの分類に必要な様々なステージや性別のダニの1000件の診断画像が使われている(図2)。画像には注釈があり、同定形質については、直接画像をハイライトして説明している(図1B, 2C, D)。このことにより、ユーザーは同定形質と自身の標本を容易に一致させることができ、同定を速やかに完了することができる。
 このツールはまた、特定のハナバチグループと関連のあるダニの7つの簡易参照ガイド(http://idtools.org/id/mites/beemites/ quick_reference.php)も提供している(図1C)。これら7つのハナバチ群は、世界中で送粉のために最も大量にかつ広範に使われるミツバチ、マルハナバチ、ハリナシバチのようなグループを含んでいる。素早く比較するために、7つのガイドは、それぞれのハチと共生するダニの属の高解像画像を見せる。このことによって多くの場合、詳細な形質を検討することなく、ダニの概観で同定が完了するだろう(図1C)。
 結論として、私たちはこのツールによって、研究者がハナバチ共生ダニに関する貴重な観察等を行って潜在的な問題を突き止めることができ、そのことによって将来的なリスクアセスメント、外来ダニ導入の発見、根絶に資すると確信している。またこのことは、ナチュラリストである一般市民や養蜂家(ミツバチやその他の送粉者の管理をする人々)、持続的な作物生産者、ハナバチ媒介者を利用している自家栽培をする人たちやハナバチが訪れる庭を愛する人々に、特に重要である。我々のツールは、経済的に重要な送粉者としての外来ハナバチへのダニのホストスウィッチを監視する必要性に鑑み、生物多様性や野生のハナバチに関連する様々なダニの果たす役割の理解に資することを目的とする。簡便なウェブ情報として、本ツールは対象分類群の分類や命名に関する重要な情報の普及を促すだろう。また更なる昆虫およびダニ学コミュニティの共同研究を促すことと考える。
* 訳者による追記。

引用文献

  • Buchmann, S. & J. S. Ascher. 2005. The plight of pollinating bees. Bee World.86: 4.
  • Colla, S. R. & L. Packer. 2008. Evidence for decline in eastern North American bumblebees (Hymenoptera : Apidae), with special focus on Bombus affinis Cresson. Biodiversity and Conservation.17: 1379-1391.
  • Cornman, S. R., M. C. Schatz, S. J. Johnston, Y. P. Chen, J. Pettis, G. Hunt, L. Bourgeois, C. Elsik, D. Anderson, C. M. Grozinger & J. D. Evans. 2010. Genomic survey of the ectoparasitic mite Varroa destructor, a major pest of the honey bee Apis mellifera. BMC Genomics.11.
  • Gallai, N., J. M. Salles, J. Settele & B. E. Vaissiere. 2009. Economic valuation of the vulnerability of world agriculture confronted with pollinator decline. Ecological Economics.68: 810-821.
  • Goka, K. 2010. Biosecurity measures to prevent the incursion of invasive alien species into Japan and to mitigate their impact. Revue scientifique et technique de l office international des epizooties.29: 299-310.
  • Goka, K., K. Okabe & M. Yoneda. 2006. Worldwide migration of parasitic mites as a result of bumblebee commercialization. Population Ecology.48: 285-291-291.
  • Goka, K., K. Okabe, M. Yoneda & S. Niwa. 2001. Bumblebee commercialization will cause worldwide migration of parasitic mites. Molecular Ecology.10: 2095-2099.
  • Klimov, P. B., B. M. OConnor, R. Ochoa, G. R. Bauchan & J. Scher. 2016. Bee Mite ID: Bee-Associated Mite Genera of the World. USDA APHIS Identification Technology Program (ITP), Fort Collins, CO. Accessed 07 201Nov idtools.org/id/mites/beemites.
  • Mazer, S. J. 2007. Status of pollinators in North America. Nature.450: 1162-1163.
  • Potts, S. G., J. C. Biesmeijer, C. Kremen, P. Neumann, O. Schweiger & W. E. Kunin. 2010. Global pollinator declines: trends, impacts and drivers. Trends in Ecology & Evolution.25: 345-353.

本和訳は、著者らの許可を得て岡部貴美子(国立研究開発法人森林総合研究所)が行いました。原文は、日本ダニ学会誌 26巻1号に掲載されます。

名古屋議定書の国内措置案及び最近の国際動向に関する説明会の開催について

名古屋議定書は、平成22年に生物多様性条約第10回締約国会議で採択され、平成26年に発効しています。
我が国ではこれまで、名古屋議定書の締結に向けて、関係業界、関係省庁間で国内措置の検討を進めてまいりました。

平成29年1月には、名古屋議定書に対応する国内措置として、「遺伝資源の取得の機会及びその利用から生ずる利益の
公正かつ衡平な配分に関する指針」(以下、ABS指針)の案を関係省庁(財務省、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、
経済産業省及び環境省)間で取りまとめ、平成29年1月20日から2月18日まで、意見公募(パブリックコメント)を行っています。

環境省では、ABS指針案について広く理解を得ることを目的に、以下の通り、東京(2/6)、大阪(2/9)、名古屋(2/13)の
3都市で説明会を開催いたします。
説明会では、昨年12月にカンクン(メキシコ)で開催された名古屋議定書第2回締約国会合の結果等、名古屋議定書に
関する国際動向についても情報提供いたします。

参加ご希望の方は、それぞれの会場の参加登録フォームからお申し込みください。

<東京会場>
【日時】平成29年2月6日(月)15:00~16:30
【場所】虎ノ門スクエア4階会議室
東京都港区虎ノ門1-15-10 名和ビル4階
http://spaceuse.net/toranomon_square_map.pdf/
【プログラム】
1・名古屋議定書とは
  磯崎 博司 上智大学客員教授
2.名古屋議定書に関する最近の国際動向(諸外国における国内措置の整備状況、名古屋議定書第2回締約国会合の結果等)
  環境省担当者
3.遺伝資源の取得の機会及びその利用から生ずる利益の公正かつ衡平な配分に関する指針(案)について
  環境省担当者
4.質疑・応答
【お申込みフォーム】https://www.omc.co.jp/abs/tokyo

<大阪会場>
【日時】平成29年2月9日(木)15:00~16:30
【場所】コンベンションルームAP大阪梅田東 Cルーム
大阪府大阪市北区堂山町3-3日本生命梅田ビル5F
https://www.tc-forum.co.jp/kansai-area/ap-umedahigashi/uo-base/
【プログラム】
1・名古屋議定書に関する最近の国際動向(諸外国における国内措置の整備状況、名古屋議定書第2回締約国会合の結果等)
  環境省担当者
2.遺伝資源の取得の機会及びその利用から生ずる利益の公正かつ衡平な配分に関する指針(案)について
  環境省担当者
3.質疑・応答
【お申込みフォーム】https://www.omc.co.jp/abs/osaka   

<名古屋会場>
【日時】平成29年2月13日(月)15:00~16:30
【場所】名古屋ダイヤビル171会議室
愛知県名古屋市中村区名駅三丁目16-22
http://www.nagoya-dbtec.co.jp/acsess.html
【プログラム】
1・名古屋議定書に関する最近の国際動向(諸外国における国内措置の整備状況、名古屋議定書第2回締約国会合の結果等)
  環境省担当者
2.遺伝資源の取得の機会及びその利用から生ずる利益の公正かつ衡平な配分に関する指針(案)について
  環境省担当者
3.質疑・応答
【お申込みフォーム】https://www.omc.co.jp/abs/nagoya  

<関連情報>
「遺伝資源の取得の機会及びその利用から生ずる利益の公正かつ衡平な配分に関する指針(案)」に関する意見募集
(パブリックコメント)について
http://www.env.go.jp/press/103502.html

シンポジウム「名古屋議定書実施に向けた意見交換会~大学はどのように対処すべきか~」2017年2月10日

国立遺伝学研究所ABS学術対策チームが,2017年2月10日(金)にシンポジウム「名古屋議定書実施に向けた意見交換会~大学はどのように対処すべきか~」を開催します.文科省から今回の検討状況と国内の大学の中で組織として取り組みを始めている研究機関の担当者が講演し,日本の名古屋議定書の批准及び国内措置の開始に備え、大学での現場での対処方策の具体化に向け、意見交換を行います。詳細は, http://www.idenshigen.jp 及びhttp://nigchizai.moon.bindcloud.jp/iken2016/
をご覧ください.

機関リポジトリへの対応につきまして

大学・研究機関リポジトリへの掲載許可依頼が近年増加しています。日本ダニ学会誌掲載論文を積極的に活用していただくため、今後、以下の方針で対応することとしました。


  • 学会誌に掲載された論文の大学・研究機関リポジトリへの登録は可能です。
  • ただし、当該論文のDOIを明記してください。
  • 掲載するPDFは、J-STAGE掲載の出版最終版とします。J-STAGEよりダウンロードして掲載、もしくはリンクを張ってください。
  • 個人ウェブサイト、ResearchGate等への掲載は不可とさせていただきます。

(編集委員長)

2016年10月14日 編集委員会・評議員会決定事項、2017年1月11日 掲載

研究員公募のお知らせ:帯広畜産大学 原虫病研究センター(2017/02/10必着)

研究員公募のお知らせ:「帯広畜産大学 原虫病研究センター」で特任研究員を募集しております。
詳細は、下記のURLをご覧ください。

原虫HP:http://www.obihiro.ac.jp/~protozoa/
公募情報: 特任研究員(ポスドク)を公募します。
応募書類の受付期間: 平成29年2月10日 必着 
詳細( http://www.obihiro.ac.jp/~protozoa/files/H28.12kobo-researcher.pdf )

フェイスブックはこちらから
https://www.facebook.com/522616117920170/

積極的なご応募および関係者への周知(本メールの転載)をお願いいたします。

帯広畜産大学
原虫病研究センター長 玄 学南
(代理送信:白藤梨可)

Bee Mite ID – an online resource on identification of mites associated with bees of the World

Klimov, P. B1., B. M. OConnor1, R. Ochoa2, G. R. Bauchan3 & J. Scher4


    1 University of Michigan, Department of Ecology and Evolutionary Biology, Museum of Zoology, Ann Arbor, MI, USA
    2USDA-ARS, Systematic Entomology Laboratory, Beltsville, MD, USA
    3USDA-ARS, Electron and Confocal Microscopy Unit, Beltsville, MD, USA
    4Identification technology at USDA APHIS, Fort Collins, CO, USA

A number of bee pollinators and their ecological services are facing sharp declines due to habitat destruction, pesticide use, pathogen spillover from commercial colonies, and other causes (Buchmann and Ascher 2005, Colla and Packer 2008, Gallai et al. 2009, Mazer 2007, Potts et al. 2010). In particular, significant losses of European honey bee (Apis mellifera) populations due to diseases and attacks by parasitic mites could result in failure of crops requiring pollination – an estimated 35% of the human diet. Currently, the development of alternative, non-Apis pollinators is underway. Of these, mason bees (Osmia spp.) and bumblebees (Bombus spp.) are the most important. As the pollinator trade increases worldwide, the opportunity for introductions of new harmful mites and/or host switching also substantially increases (Goka 2010, Goka et al. 2006, Goka et al. 2001). In addition to the direct threat posed by parasitic mites, mites colonizing new hosts may spread harmful pathogens, such as viruses, bacteria, and fungi (Cornman et al. 2010). Only quarantine measures can prevent this situation. Unfortunately, implementing these measures is difficult because bee-associated mites are understudied, the taxonomic information is scattered, incomplete and difficult to access by the non-specialist, and few revisionary works are available. As an example, our survey of published literature records yielded 715 species, 219 genera, and 89 families of known bee-associated mites, most of which are known from honey bees (294 species) or bumblebees (91 species). For many of these mites, the geographical distributions, host ranges, and their basic biology (e.g., mites’ roles in bee-mite associations: harmful, nearly neutral, or mutualistic) are unknown. As a result of this impediment, the likelihood of potential cross-border travel of harmful bee mites greatly increases. This is a critical flaw that needs to be remedied by developing a computer-assisted identification system accessible on a worldwide basis. The urgent need for such a system can be illustrated by one example, the case of Tropilaelaps mites. This genus includes harmful mite species attacking honey bees in Asia. These are not yet established in the USA, and quarantine measures should be taken to prevent these harmful pests from entering the USA. Unfortunately, currently at the US ports of entry it is impossible to distinguish these pests from nearly 300 species of mites that have been found in association with honey bees. Many of these species are harmless neutral scavengers or beneficial predators of other pests living in honey bees nests. An electronic identification system, thus, can be instrumental in this situation to quickly detect such pests.


To address this situation and overcome the current impediment in bee mite systematics we have collaborated with the U.S. Department of Agriculture to create an online Tool, Bee Mite ID: Bee-associated Mite Genera of the World, http://idtools.org/id/mites/beemites/ (Klimov et al. 2016). In this Tool the existing mite taxonomy and basic biology is organized for convenient retrieval, synthesis, and analysis for users who have no prior knowledge of mites. The tool uses modern technological and cyber-infrastructure developments.


For identification of mite genera, the Tool uses a Lucid-based electronic identification system, supplemented with relational databases containing images and data on geographical distribution, host range, biology, control, and other properties of pest or quarantine species (ID Tools, http://idtools.org/id/mites/beemites/key.php). Electronic identification is a very powerful tool, especially for large datasets. In contrast to conventional dichotomous keys relying on a predefined path for identification, electronic keys use dynamic optimization at each step of identification. For example, an identification strategy can be optimized to prioritize multistate characters dividing the remaining taxon sets in equal parts. With this strategy, 256 taxa can be identified in as little as 4 steps. If 4-state characters are used (44=256); 8 steps for binary characters (28=256); or even 1 step if the identification strategy emphasizes unique characters. In addition, to computer algorithms dynamically optimizing identification, electronic keys are generally easier to use because each character state is linked to an image or a series of images, thus, making the identification more comprehensive. These properties of electronic keys make them extremely useful for inexperienced people, who are not familiar with the particular terminology necessary for identification of unknown species. As such, biosecurity agencies around the world can greatly benefit from using these electronic identification systems given the current lack of personnel trained in acarology.


In addition to the Lucid, character-based interactive identification system, our Tool extensively relies on image-based identification. There are nearly 1000 diagnostic images for different stages and sexes of mites organized by mite taxonomy as part of our Fact Sheets (http://idtools.org/id/mites/beemites/factsheet_index.php) The images are annotated and diagnostic characters are highlighted and described directly on the image. This provides a convenient way for the user to match the unknown mite specimen with the diagnostic image(s) and complete identification quickly.


The Tool also offers seven quick reference guides (http://idtools.org/id/mites/beemites/ quick_reference.php) organized to show mites associated with specific bee groups. These seven bee groups include the most abundant and most commonly used bees for pollination worldwide, such as, honey bees, bumble bees, and stingless bees. For quick comparison, the seven guides show high-resolution images of each of the mite genera associated with each bee. This strategy allows, in many cases, to complete identification simply by mite overall shape, without using any detailed characters.


In conclusion, we believe that with this Tool, researchers can make valuable observations and associations about bee mites, identifying potential problem mite species and introductions, which can support future risk assessments and detection and eradication efforts. This is especially important for citizen naturalists, beekeepers (managing either honeybees or replacement pollinators), sustainable crop growers, and backyard farming or bee garden enthusiasts, who readily use bee pollinators for their purposes. Our Tool aims to provide an understanding of the diversity and the role played by the various mite associates of native bees in their natural situations, which is necessary in order to monitor host shifts into economically important species of introduced bee pollinators (e.g., Bombus spp. and Osmia spp.) from different parts of the world). As an easy-to-use, web-based resource, this Tool will potentially allow for the dissemination of critical information pertaining to the classification and nomenclatural issues within the group. This will allow for ease of collaborative research efforts within the broader entomological and acarological communities.

References

  • Buchmann, S. & J. S. Ascher. 2005. The plight of pollinating bees. Bee World.86: 4.
  • Colla, S. R. & L. Packer. 2008. Evidence for decline in eastern North American bumblebees (Hymenoptera : Apidae), with special focus on Bombus affinis Cresson. Biodiversity and Conservation.17: 1379-1391.
  • Cornman, S. R., M. C. Schatz, S. J. Johnston, Y. P. Chen, J. Pettis, G. Hunt, L. Bourgeois, C. Elsik, D. Anderson, C. M. Grozinger & J. D. Evans. 2010. Genomic survey of the ectoparasitic mite Varroa destructor, a major pest of the honey bee Apis mellifera. BMC Genomics.11.
  • Gallai, N., J. M. Salles, J. Settele & B. E. Vaissiere. 2009. Economic valuation of the vulnerability of world agriculture confronted with pollinator decline. Ecological Economics.68: 810-821.
  • Goka, K. 2010. Biosecurity measures to prevent the incursion of invasive alien species into Japan and to mitigate their impact. Revue scientifique et technique de l office international des epizooties.29: 299-310.
  • Goka, K., K. Okabe & M. Yoneda. 2006. Worldwide migration of parasitic mites as a result of bumblebee commercialization. Population Ecology.48: 285-291-291.
  • Goka, K., K. Okabe, M. Yoneda & S. Niwa. 2001. Bumblebee commercialization will cause worldwide migration of parasitic mites. Molecular Ecology.10: 2095-2099.
  • Klimov, P. B., B. M. OConnor, R. Ochoa, G. R. Bauchan & J. Scher. 2016. Bee Mite ID: Bee-Associated Mite Genera of the World. USDA APHIS Identification Technology Program (ITP), Fort Collins, CO. Accessed 07 201Nov idtools.org/id/mites/beemites.
  • Mazer, S. J. 2007. Status of pollinators in North America. Nature.450: 1162-1163.
  • Potts, S. G., J. C. Biesmeijer, C. Kremen, P. Neumann, O. Schweiger & W. E. Kunin. 2010. Global pollinator declines: trends, impacts and drivers. Trends in Ecology & Evolution.25: 345-353.